中野素堂(読み)なかの そどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野素堂」の解説

中野素堂 なかの-そどう

1765-1829 江戸時代後期の儒者
明和2年生まれ。伊勢(いせ)(三重県)の人。山本北山(ほくざん)にまなび,津藩につかえる。大窪(おおくぼ)詩仏,菊池五山らとまじわる。詩にすぐれたという。文政12年9月14日死去。65歳。名は正興。字(あざな)は子興。著作に「尊孟後弁」「仙人戯説」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例