中金杉村(読み)なかかなすぎむら

日本歴史地名大系 「中金杉村」の解説

中金杉村
なかかなすぎむら

[現在地名]松戸市中金杉・中金杉一―五丁目・大金平おおがねだいら

横須賀よこすか村の北東下総台地の西端部に位置する。金杉の地名は「本土寺過去帳」に散見する。同過去帳四日の道願には応永一三年(一四〇六)三月の年紀がみえ、「金杉」と注記がある。ほかに金杉に関する結縁者は一五世紀の年号が記されたものが多く、「カ子スキ」の表記もある。ところが一六日の妙意尼に明応一〇年(一五〇一)正月と年紀がみえて以後、約一世紀の間、年号の記載がない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む