中間財務諸表(読み)ちゅうかんざいむしょひょう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「中間財務諸表」の解説

中間財務諸表

財務諸表は、経営に伴う財務の状況を記録計算、整理し、経理内容を明確にするとともに、株主などに報告するために作成する各種の計算書。貸借対照表損益計算書などに代表される。中間財務諸表は1年決算の会社が、企業内容の開示について、適時性の観点から、年度の中間で作成する会計情報のことをいう。「年間損益予測主義」と「半期損益確定主義(実績主義)」の考え方で中間財務諸表が作られるが、日本では証券取引法適用会社に対してこの実績主義によって、連結中間財務諸表の作成を義務付けている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中間財務諸表」の意味・わかりやすい解説

中間財務諸表
ちゅうかんざいむしょひょう
semi-annual financial statements

企業が上半期の経営活動に関して作成する財務諸表。上半期の経営成績を示す中間損益計算書と,上半期末の財政状態を示す中間貸借対照表から成る。中間財務諸表の作成に際しては,上半期を1事業年度構成部分とみなす立場が採用され,年度全体の予測を可能にする情報を提供するために行なわれる,費用の繰上計上や繰延処理など,中間決算に特有の会計手続きがいくつか存在する。

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会計用語キーワード辞典 「中間財務諸表」の解説

中間財務諸表

中間会計期間に関わる企業集団または企業の財政状態や経営成績およびキャッシュフローの状態に関する情報を提供する計算表です。証券取引法に基づいたディスクロージャー制度について、半期報告書の開示が求められています。中間財務諸表には二つの考え方があり一つは実績主義。もう一つは予測主義と呼ばれるものです。現在は実績主義に基づいて、作成されています。

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