半期報告書

株式公開用語辞典 「半期報告書」の解説

半期報告書

事業年度ごとに有価証券報告書提出する義務のある会社が、有価証券報告書とは別に、金融庁長官に提出を義務づけられている報告書。有価証券報告書の補助的役割をはたす。事業年度が一年の場合、株式会社はその事業年度の開始より6カ月間の状況を、6カ月の期間経過後3カ月以内に半期報告書を提出しなくてはならない。半期報告書の記載内容は、有価証券報告書の内容と比較をすれば有価証券報告書を要約されたものになる。ここに記載される財務諸表を「中間財務諸表」といい、「中間貸借対照表」と「中間損益計算書」がある。半期決算書は、事業年度の損益予想をするために利用することができる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「半期報告書」の意味・わかりやすい解説

半期報告書
はんきほうこくしょ
semi-annual securities report

証券取引法に基づくディスクロージャーのための書類の一つであり,事業年度を1年とする上場企業などが,上半期 (事業年度開始の日から6ヵ月間) の活動状況を投資者に知らせる目的で作成するもの。内閣総理大臣証券取引所への提出を通じて,広く一般に公開されている。情報の中心は,企業の上半期の経営成績と財政状態を表示した中間財務諸表である。半期報告書制度は,年1回の決算ごとに公表される有価証券報告書を補足するものであるが,企業内容の頻繁な開示に対する投資者の要求を反映して,四半期報告書制度へと拡大される可能性がある。

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会計用語キーワード辞典 「半期報告書」の解説

半期報告書

中間会計期間に関わる企業内容の開示書類のことを半期報告書といいます。

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