丸葉人参(読み)まるばのにんじん

精選版 日本国語大辞典 「丸葉人参」の意味・読み・例文・類語

まるば‐の‐にんじん【丸葉人参】

  1. 〘 名詞 〙 キキョウ科の多年草。東アジア原産で日本では古くから栽培され、また、東北地方で野生化している。高さ約一メートル。全体に短毛があり、根生葉長柄をもち腎臓形、茎葉卵形で縁に鋸歯(きょし)がある。八~九月、紫色鐘形花穂状にまばらにつき、下向きに咲く。慣用漢名、杏葉沙参。ききょうにんじん。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「丸葉人参」の解説

丸葉人参 (マルバノニンジン)

植物。キキョウ科の多年草,薬用植物。トウシャジンの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android