丹波国郷帳(読み)たんばのくにごうちよう

日本歴史地名大系 「丹波国郷帳」の解説

丹波国郷帳(正保郷帳)
たんばのくにごうちよう

一冊

成立 正保四年三月

原本 栗田家

解説 五六丁。六郡七八六村・総高二八万九千八二九石余、郡別に各村高を支配領主別に記す。相給の場合は田方・畠方の内訳と別に領主別の高の内訳を記す。草山・林・「はへ山」・柴山芝山や水損所・日損所などの注記あり。末尾に田方・畠方・山年貢の各合計、領主別の合計高が載る。「兵庫県史」史料編近世一所収


丹波国郷帳(天保郷帳)
たんばのくにごうちよう

一冊 明楽飛騨守・牧野中務・柑本兵五郎編

成立 天保五年一二月

原本 国立公文書館内閣文庫

解説 六郡八八一村・総高三二万四千一三六石余、郡別に各村高を記す。「内閣文庫所蔵史籍叢刊」所収


丹波国郷帳(元禄郷帳)
たんばのくにごうちよう

一冊

成立 元禄一三年

写本 京都府立総合資料館

解説 幕府諸国に命じて提出させた元禄郷帳一種。各郡ごとに村名と村高を記載。六郡九〇二村・総高二九万三千四四五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android