デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丹波局」の解説
丹波局(3) たんばのつぼね
白拍子(しらびょうし)であったが,後鳥羽(ごとば)天皇の後宮につかえ,元久2年(1205)煕子(きし)内親王を生む。右衛門督(うえもんのかみ)ともよばれた。名は石。
丹波局(1) たんばのつぼね
遊女であったが,後白河上皇の後宮にはいって寵愛(ちょうあい)をうけ,嘉応(かおう)元年(1169)承仁(しょうにん)法親王を生んだ。六条殿ともよばれた。
丹波局(2) たんばのつぼね
後鳥羽(ごとば)天皇の後宮につかえ,建久7年(1196)粛子(しゅくし)内親王を生む。兵衛督(ひょうえのかみ)ともよばれた。