精選版 日本国語大辞典 「丹鳥」の意味・読み・例文・類語 たん‐ちょう‥テウ【丹鳥】 〘 名詞 〙① 中国で瑞鳥とされた想像上の鳥、鳳凰(ほうおう)の異名。[初出の実例]「青鳥居レ山日、丹鳥表レ瑞時」(出典:経国集(827)一四・奉試詠三〈文真室〉)[その他の文献]〔魏志注‐管輅伝〕② 昆虫「ほたる(蛍)」の異名。[初出の実例]「昔は丹鳥を聚めて 寸陰を十五年の間に競ひき 今は画熊を迎へて 手を三百盃の後に分たんとす〈源順〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)[その他の文献]〔大戴礼‐夏小正〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例