( 1 )中国では、漢から六朝時代にかけて、祥瑞の記録の累積が見られる。その種の記録を最もよくまとめた「宋書‐符瑞志」に記載されている瑞鳥は、鳳凰・神鳥・比翼鳥・赤雀・蒼烏・赤烏・白燕・三足烏・白烏・白雀・青雀・白鳩・白雉・黒雉・同心鳥・小鳥生二大鳥一・神雀・五色雀・白鵲・黄鵠・白鴿・白鵝・金雞・赤鸚鵡・白鸚鵡・白孔雀・白鴝鵒等である。
( 2 )日本では、勅撰の史書に、多く瑞鳥の記録が残され、「日本書紀」には赤烏・三足烏・三足雀・四足鶏・白茅鵄・白鸕鷀・白烏・白雉・白巫鳥・白雀・白鷹・白・白鵄・白山鶏、「続日本紀」には赤烏・赤雀・白烏・白雁・白雉・白雀・白・白鳩などが挙げられ、「日本後紀」「続日本後紀」「文徳実録」「三代実録」などにもその記事が見える。また、「延喜式‐二一・治部省」に「祥瑞」として挙げられている鳥は、鳳・鸞・比翼鳥・同心鳥・永楽鳥(以上、大瑞)、玄鶴・青烏・赤烏・三足烏・赤・赤雀(以上、上瑞)、白鳩・白烏・蒼烏・白雉・雉白首・翠烏・黄鵠・小鳥生二大鳥一・朱雁・五色雁・白雀(以上、中瑞)、神雀・冠雀・黒雉・白鵲(以上、下瑞)等である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…とくに北アメリカのアメリカシロヅルは,ほとんど絶滅しかけたが,アメリカ合衆国とカナダ政府の国際協力による保護の結果,最近わずかに増え始めている。 アジアでは,ツル類(とくにタンチョウとオオヅル)は瑞鳥または神聖な鳥として多くの人に敬愛されている。また,タンチョウとマナヅルは日本画に描かれる代表的な鳥の一つである。…
※「瑞鳥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新