主漿署(読み)シュショウショ

デジタル大辞泉 「主漿署」の意味・読み・例文・類語

しゅしょう‐しょ〔シユシヤウ‐〕【主×漿署】

律令制で、東宮坊に属し、坊中かゆ飲料菓子のことなどをつかさどった役所。のちに主膳監しゅぜんげん併合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「主漿署」の意味・読み・例文・類語

しゅしょう‐しょ シュシャウ‥【主漿署】

〘名〙 令制で、春宮坊(とうぐうぼう)に属し、坊中の饘粥(せんじゅく)漿水、菓子などをつかさどった役所。首(従六位下相当)、令史水部などの官人がいた。のちに主膳監に併合。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android