主膳監(読み)シュゼンゲン

デジタル大辞泉 「主膳監」の意味・読み・例文・類語

しゅぜん‐げん【主膳監】

律令制で、東宮坊に属し、坊中膳部をつかさどった役所みこのかしわでのつかさ。しゅぜんかん。

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精選版 日本国語大辞典 「主膳監」の意味・読み・例文・類語

しゅぜん‐かん【主膳監】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 主膳長を廃止して大膳寮に置かれた職員食膳の事をつかさどる奏任官。〔宮内省官制(大正一〇年)(1921)〕
  3. しゅぜんげん(主膳監)

しゅぜん‐げん【主膳監】

  1. 〘 名詞 〙 令制において、春宮坊(とうぐうぼう)に属し、坊中の食事一切を管理した役所。正(従六位上相当)・佑・令史・膳部などの官人がいた。みこのみやのかしわでのつかさ。主膳。しゅぜんかん。〔令義解(718)〕

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