主類(読み)しゅるい(その他表記)main class

図書館情報学用語辞典 第5版 「主類」の解説

主類

分類表の基本的かつ主要な区分の一つで,通常は記号レベルにおける第1区分を指す.一般分類表では伝統的な学問分野を念頭に区分を開始するが,世界観の相違と記号法の制約により,主類の序列と数はまちまちである.ある分類表の主類と別の分類表の主類とが,概念レベルで対応するとは限らない.区分特性適用が始まる主題分野の比較対照を行うには,特に十進分類法に関して第2区分のあたりまで,範囲を広げる必要がある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

関連語 クラス

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android