日本歴史地名大系 「久々利村」の解説
久々利村
くくりむら
- 岐阜県:可児市
- 久々利村
北西流する可児川支流久々利川の上流部にある。久々利七郷の一つで、本郷にあたる。「日本書紀」景行天皇四年二月一一日条によれば、景行天皇は美濃行幸の際、八坂入彦皇子の女弟媛を妃に迎えようとして、
慶長六年(一六〇一)久々利両村一千七二〇石が木曾組衆頭に宛行われた(「木曾衆知行目録写」徳川林政史研究所蔵)。久々利両村の呼称は柿下村を含み、久々利村は本郷と
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報