久世道空(読み)くぜ どうくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久世道空」の解説

久世道空 くぜ-どうくう

1704-1784 江戸時代中期の武士
宝永元年9月17日生まれ。幕府寄合。のち火事場見廻をつとめる。典礼研究を命じられ,小笠原流の流鏑馬(やぶさめ)の秘記などを研究。山田宗也に師事し,茶の湯もよくした。天明4年5月26日死去。81歳。名は広咸,広景。通称は泰三郎,三四郎。号は松窓庵。著作に「安多布久路」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android