20世紀日本人名事典 「久住忠男」の解説 久住 忠男クスミ タダオ 昭和期の軍事評論家 生年明治41(1908)年2月23日 没年平成5(1993)年12月21日 出生地徳島県徳島市 学歴〔年〕海兵〔昭和3年〕卒,海大〔昭和19年〕卒 経歴海軍中佐となり、大本営参謀兼南方軍参謀として終戦を迎える。戦後、昭和28年より軍事評論家として活躍。43年には沖縄基地問題研究会の座長を務め、沖縄返還の基本政策の提言に関わった。著書に「戦後世界軍事史」「核時代の軍縮問題」「平和問題の理解」「戦争・平和・ベトコン」など多数。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久住忠男」の解説 久住忠男 くすみ-ただお 1908-1993 昭和時代の軍人,軍事評論家。明治41年2月23日生まれ。昭和4年海軍にはいり,20年中佐として南方軍総司令官寺内寿一(ひさいち)のもとで参謀をつとめる。28年から評論活動をはじめ,43年首相の諮問機関沖縄基地問題研究会の座長。本土なみの沖縄返還や核軍縮を主張した。平成5年12月21日死去。85歳。徳島県出身。海軍大学校卒。著作に「海軍自分史」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by