久保佐四郎(読み)クボ サシロウ

20世紀日本人名事典 「久保佐四郎」の解説

久保 佐四郎
クボ サシロウ

明治〜昭和期の人形作家



生年
明治5年(1872年)

没年
昭和19(1944)年3月9日

出生地
東京

経歴
足が不自由なために人形師・吉野栄吉に人形作りを師事。昭和3年衣装人形の平田郷陽らと白沢会を結成、創作人形運動に参加。10年白沢会を発展させた日本人形社を設立、11年改組帝展に人形を出品。江戸末期に衰えた嵯峨人形の流れをくんで木彫盛り上げ彩色の人形を得意とした。近代人形運動の先駆者。埼玉県の笛畝人形記念美術館に嵯峨人形「人形遣い」「暫」「矢の根」、雛人形芥子人形などが残るが、その他は戦災で焼失した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保佐四郎」の解説

久保佐四郎 くぼ-さしろう

1872-1944 昭和時代前期の人形作家。
明治5年生まれ。吉野栄吉に師事。昭和3年平田郷陽(ごうよう)らと白沢(はくたく)会を結成,創作人形運動をおこす。嵯峨(さが)人形の流れをくむ木彫盛り上げ彩色人形を復活させた。作品の大部分は戦災で焼失したが,埼玉県の笛畝(てきほ)人形記念美術館に「人形遣(つか)い」「暫(しばらく)」などがのこされている。昭和19年3月9日死去。73歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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