精選版 日本国語大辞典 「人形遣」の意味・読み・例文・類語 にんぎょう‐つかいニンギャウつかひ【人形遣】 〘 名詞 〙① 人形浄瑠璃の操(あやつり)人形をあやつること。また、その人。多くは黒衣を着るが、かみしもを着てあやつることもあり、これを出遣いという。人形役者。人形回し。[初出の実例]「此ごろは、人形(ニンギャウ)つかいの上手ありて、からくりなをしたるゆへに」(出典:評判記・野郎虫(1660)上原庄太夫)② 人形をあやつる旅芸人。くぐつまわし。傀儡師。人形まわし。[初出の実例]「ふる里へ足きられても帰けり 錦のひたたれ人形つかひ〈西鶴〉」(出典:俳諧・物種集(1678)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例