久保多町(読み)くぼたまち

日本歴史地名大系 「久保多町」の解説

久保多町
くぼたまち

[現在地名]村上市久保多町

庄内しようない町境の枡形から東に向かっていくつもの角をつくり三町一九間に延びる。北はかた町。町の創立は寛永一二年(一六三五)であるともされるが(宝永二年「村上城主歴代譜」)、同年の村上惣町並銘々軒付帳(本間喜千郎氏蔵)にはみえず明確さを欠く。古くは庄内町に含まれていたともいわれる。堀直寄在城当時と思われる近世初めの村上城図(国立公文書館蔵)に「窪田町」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android