久保木村
くぼきむら
[現在地名]小野市久保木町
東条川下流左岸の沖積地に立地し、古川村の東に位置する。南には段丘地形が広がる。集落は三草(現社町)への道沿いと高砂への道沿いに集中し、周囲に肥沃な耕地が広がる。慶長国絵図に窪木村とみえる。領主の変遷は古川村に同じ。正保郷帳では田方四六一石余・畑方四二石余。元禄郷帳では高六一五石余。天保郷帳では高六八八石余。旧高旧領取調帳では一橋領分高六八五石余、ほかに神明社除地三石余がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 