久保木村(読み)くぼきむら

日本歴史地名大系 「久保木村」の解説

久保木村
くぼきむら

[現在地名]小野市久保木町

東条とうじよう下流左岸の沖積地に立地し、古川ふるかわ村の東に位置する。南には段丘地形が広がる。集落は三草みくさ(現社町)への道沿いと高砂への道沿いに集中し、周囲に肥沃耕地が広がる。慶長国絵図に窪木村とみえる。領主の変遷は古川村に同じ。正保郷帳では田方四六一石余・畑方四二石余。元禄郷帳では高六一五石余。天保郷帳では高六八八石余。旧高旧領取調帳では一橋領分高六八五石余、ほかに神明社除地三石余がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android