久保猪之吉(読み)クボ イノキチ

20世紀日本人名事典 「久保猪之吉」の解説

久保 猪之吉
クボ イノキチ

明治〜昭和期の歌人



生年
明治7年12月26日(1874年)

没年
昭和14(1939)年11月12日

出生地
福島県二本松

学歴〔年〕
東京帝大医科大学卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
明治36年ドイツ留学をし、帰国後福岡医科大学教授となる。高校時代から短歌関心を抱き、あさ香社に入社して落合直文に師事し、31年いかづち会を結成。42年「エニグマ」を刊行したが、のち歌壇から離れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保猪之吉」の解説

久保猪之吉 くぼ-いのきち

1874-1939 明治-昭和時代前期の耳鼻咽喉科学者,歌人。
明治7年12月26日生まれ。歌人久保より江の夫。明治40年京都帝大福岡医科大学(現九大)教授。手術法,機器を開発して近代耳鼻咽喉科学を開拓。短歌は落合直文にまなび,尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)らと「いかづち会」を結成,浪漫(ろうまん)的な歌風で知られた。昭和14年11月12日死去。66歳。福島県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「久保猪之吉」の解説

久保 猪之吉 (くぼ いのきち)

生年月日:1874年12月26日
明治時代-昭和時代の歌人。福岡医科大学教授;医学博士
1939年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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