20世紀日本人名事典 「久保田九品太」の解説 久保田 九品太クボタ クホンタ 明治・大正期の俳人 生年明治14(1881)年5月 没年大正15(1926)年1月8日 出生地静岡県小笠郡中村 本名久保田 次郎吉 別名初号=桂川 経歴明治35年上京、帝国通信社に入社。のち大阪支社に移り、大正12年本社編集局長に就任。一方、俳句を正岡子規に師事し、のち高浜虚子に入門。大阪在勤時代に最も旺盛な句作活動を見せ、「ホトトギス」のほか、山本梅史の「春夏秋冬」同人、東京本社に戻ってからは長谷川零余子の「枯野」同人として活躍した。昭和46年句集「水仙の芽」が刊行された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by