久我篤立(読み)クガ トクリュウ

20世紀日本人名事典 「久我篤立」の解説

久我 篤立
クガ トクリュウ

明治〜昭和期の僧侶 大僧正;曹洞宗竜拈寺管長。



生年
文久3年(1863年)

没年
昭和19(1944)年3月

出生地
愛知県

学歴〔年〕
曹洞宗大学林〔明治18年〕卒

経歴
明治18年法尺寺住職、20年豊橋の竜拈寺管長となり、宗務局紀綱寮副司、公選宗会議員2回、特選同1回、軍人布教師、曹洞宗師家竜拈寺認可僧堂専門、僧堂開単、愛知県第二曹洞宗宗務所長を務め、また私立豊橋幼稚園長、愛知県社会教育委員、豊橋連合市会副議長、豊橋市仏教連合会顧問などを兼務した。晩年は大本山総持寺顧問、自治団体社会事業公職を務めた。大僧正。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久我篤立」の解説

久我篤立 くが-とくりゅう

1861-1943 明治-昭和時代前期の僧。
文久元年8月1日生まれ。曹洞(そうとう)宗。8歳で出家,のち良洞巨介の法をつぐ。明治20年愛知県豊橋の竜拈寺住持,昭和18年横浜の総持寺貫主。軍人布教師をつとめ,豊橋育児院をつくるなど,社会事業にもつくした。昭和18年3月19日死去。83歳。三河(愛知県)出身。曹洞宗大学林(現駒沢大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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