乙仲業者(読み)おつなかぎょうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乙仲業者」の意味・わかりやすい解説

乙仲業者
おつなかぎょうしゃ

海運組合法の制定 (1939) 以来用いられた乙種海運仲立業者の略称。海運組合法によって海運業者は甲種および乙種に分けられ,前者船舶ブローカー後者船積みブローカーをさしていった。その後船舶統制の影響を受けて前者は消滅,後者だけが残った。 1947年海運組合法が廃止されたのちも「乙仲」の略称が海運関係者間で使用されており,その業務内容,規模はまちまちながら,荷主の委託のもとに,主として輸出業者のために船積み,陸揚げに関する実務の代行などをするほか,海運の個品雑貨の取扱いや混載業,あるいは通関業務の代行などを兼営している。しかしコンテナ貨物の増加などによって,乙仲業務は減少傾向にある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む