日本歴史地名大系 「乙子城跡」の解説 乙子城跡おとごじようあと 岡山県:岡山市旧西大寺市地区乙子村乙子城跡[現在地名]岡山市乙子乙子の北部、千町(せんちよう)平野南部の丘陵西端の頂にある山城で、城郭の段は比較的明瞭に残る。宇喜多直家が天文一三年(一五四四)に主君浦上宗景の命によって築城、足軽三〇人と三〇〇貫の領地を与えられたという(備前軍記)。直家が一六歳で初めて城主となった城で、竹原の新庄山(たけはらのしんじようやま)城に移るまでの五年間在城した(同書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by