九章の冕冠(読み)きゅうしょうのべんかん

精選版 日本国語大辞典 「九章の冕冠」の意味・読み・例文・類語

きゅうしょう【九章】 の 冕冠(べんかん)

皇太子礼服(らいふく)の冠。礼冠(らいかん)の上につける冕板(べんばん)前後九章糸縄(しじょう)を垂らすことによる。天皇の十二章に対していう。
西宮記(969頃)一七「冕冠、天皇即位・朝拝・朝堂儀用之〈略〉太子著九章冕冠也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android