九等戸(読み)きゅうとうこ

精選版 日本国語大辞典 「九等戸」の意味・読み・例文・類語

きゅうとう‐こキウトウ‥【九等戸】

  1. 〘 名詞 〙 令制義倉(ぎそう)制度で、穀物の徴収基準として、百姓雑戸、品部などをその課口多少で上上戸、上中戸、上下戸、中上戸、中中戸、中下戸、下上戸、下中戸、下下戸の九等級に分けたもの。等級により粟などを納めさせた。
    1. [初出の実例]「又九等戸以賤多少表、准財為定矣」(出典続日本紀‐養老元年(717)一一月甲辰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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