乞ひ目(読み)コイメ

デジタル大辞泉 「乞ひ目」の意味・読み・例文・類語

こい‐め〔こひ‐〕【乞ひ目】

双六すごろくなどで、出てほしいと願うさいの目。
双六の盤をこしらへ、二六、五三ぐさんと―をうつ内にも」〈浮・一代男・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「乞ひ目」の意味・読み・例文・類語

こい‐めこひ‥【乞目・恋目】

  1. 〘 名詞 〙 すごろくなどで、出てほしいと思っている賽(さい)の目。「乞い」を「恋」にかけていうこともある。
    1. [初出の実例]「楊貴妃のこひめに、重三をこはれたり」(出典:幸若・和田宴(室町末‐近世初))
    2. 「こひめ打つ方や何処ぞ賽(さい)投げて我に教へよ行きて打たなん」(出典仮名草子仁勢物語(1639‐40頃)下)

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