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すごろく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

すごろく

双六,雙六,双陸などと書く。盤,駒,さいころを道具として遊ぶ室内遊戯。盤をはさんで2人が対座し黒と白の駒石各 15個を並べ,筒内の2個のさいころを振出してその数だけ駒を進め,早く敵陣に攻め入った者を勝ちとする。古くは六采ともいい,俗に「須久呂久」といったと『倭名類聚抄』にある。インドに発して中国を経て日本に伝わったといわれるが,その時期は明らかではない。しかし,『日本書紀』持統3 (689) 年 12月の条に「丙辰禁断雙六」とあり,また『万葉集』巻十六の長忌寸意吉麻呂の歌に「ひとふたの目のみにあらず五つ六つ三つ四つさへあり雙の」とあるので,8世紀以前と考えられる。江戸時代以降には主として現在と同じ絵すごろくが出現し,数人がさいころの目数で駒を進め,早く上がった者を勝ちとするようになった。 (→ダイス )

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百科事典マイペディアの解説

すごろく

(さい)を用いる室内遊戯の一種。双六と記され,以下の2種に大別。(1)盤すごろく。前3世紀のエジプトに起こり,西はヨーロッパに伝わってバックギャモンに,東は中国に伝わってすごろくとなる。

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世界大百科事典 第2版の解説

すごろく

室内遊戯の一つ。六または雙六と記し,盤すごろくと絵すごろくに大別される。盤すごろくは長方形の遊戯盤で2人で遊ぶ。12升目の2列の盤上で,白黒各15個の駒を2個の賽をふって進めるゲームである。絵すごろくは紙面の区画の中に絵を描き,賽をふって駒を所定の区画の順に進ませるゲームで,数人同時に遊ぶことができる。
[歴史]
 盤すごろくの起源は古く,インド起源説もあるが,祖型は紀元前3千年紀の古代エジプトにみられる。

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世界大百科事典内のすごろくの言及

【賽】より

…すごろくや賭博などに用いる道具。現在一般的に使われているのは,立方体の各面に1~6の点を記し,1の裏が6,2の裏が5というように両面の和がいずれも7になるように配したもの。…

【賭博】より

…遊戯としての賭博の初見は,685年(天武14)9月に天武天皇が大安殿に御して王卿らを呼び行わせた博戯で,御衣,袴,獣皮などを下賜した。このときの博戯は,中国から渡来したすごろく,樗蒲(かりうち)の類であったと思われる。すごろくは,筒から2個のさいころを振り出してその目の数により,局の上の黒白15個の馬を進める遊戯で,その遊具一そろいが正倉院に収蔵されている。…

【バックギャモン】より

…競技者がダイス(さいころ)の目によって盤上の駒を進め,相手より先に目的地に達した方が勝ちというタイプのゲームを,ゲーム研究家はレース・ゲームrace gameと名づけている。バックギャモン(西洋すごろくと訳されることが多い)は,典型的なレース・ゲームであるとともに,最古のレース・ゲームの直系である。皇帝ネロも愛好したと伝えられる古代ローマの〈十二線ゲームindus duodecim scriptorum〉から派生したのがバックギャモンと考えられる。…

※「すごろく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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