乞巧針(読み)きこうしん

精選版 日本国語大辞典 「乞巧針」の意味・読み・例文・類語

きこう‐しん キカウ‥【乞巧針】

〘名〙 乞巧奠(きっこうでん)の時に手芸上達を祈って供える五色の糸をつけた針。きっこうしん。《季・秋》
俳諧・俳諧新式(1698)秋の詞よせ「乞巧針(キコウシン) 唐の天宝年中七夕ことに后妃はりをとをし巧をこふ」

きっこう‐しん キッカウ‥【乞巧針】

〘名〙 =きこうしん(乞巧針)《季・秋》
※俳諧・増山の井(1663)七月「乞巧針(キッカウシン)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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