乾陀樹(読み)けんだじゅ

精選版 日本国語大辞典 「乾陀樹」の意味・読み・例文・類語

けんだ‐じゅ【乾陀樹】

  1. 〘 名詞 〙 ( ワサビノキ漢名 ) ワサビノキ科の落葉低木。インド地方原産。樹皮はコルク質で、材は柔らかい。葉は長さ四〇センチメートルほどで、三回羽状複葉。小葉は楕円形。花は白色五弁。香樹の一種煮汁僧衣茶褐色に染めるのに用い、また乾陀羅香、安息香という香料を製す。乾陀。乾陀羅。乾陀羅樹

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android