精選版 日本国語大辞典 「乾陀樹」の意味・読み・例文・類語 けんだ‐じゅ【乾陀樹】 〘 名詞 〙 ( ワサビノキの漢名 ) ワサビノキ科の落葉低木。インド地方原産。樹皮はコルク質で、材は柔らかい。葉は長さ四〇センチメートルほどで、三回羽状複葉。小葉は楕円形。花は白色五弁。香樹の一種で煮汁は僧衣を茶褐色に染めるのに用い、また乾陀羅香、安息香という香料を製す。乾陀。乾陀羅。乾陀羅樹。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例