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安息香 アンソクコウ

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デジタル大辞泉の解説

あんそく‐こう〔‐カウ〕【安息香】

アンソクコウノキ樹脂。香料・薬用とする。

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大辞林 第三版の解説

あんそくこう【安息香】

東南アジア原産のエゴノキ科の常緑高木。高さ20メートルにも達する。葉は楕円形。夏、香気の高い白色の花をつける。
の樹液を固めた樹脂。薫香原料・防腐薬とする。

あんそっこう【安息香】

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

安息香
あんそくこう
gum benzoin

インドシナ半島の高原およびスマトラ島で天然に産する樹脂の一種で、エゴノキ科の植物の樹幹に傷をつけて採取する。通常、灰褐色をした平滑な塊である。産地により成分や樹脂を分泌する植物の種類が異なっていて、シャム安息香スマトラ安息香などがよく知られている。シャム安息香の主成分安息香酸と2種類の樹脂アルコール(ベンゾレジノールとシアレジノタンノール)のエステルであり、スマトラ安息香は前出の2種類の樹脂アルコールのケイ皮酸エステルが主成分で、このほかに遊離安息香酸などを含んでいる。シャム安息香はバニラに似た芳香、スマトラ安息香はケイヒに似た芳香をもつ。用途は、安息香酸の原料、香料、チンキ剤や軟膏(なんこう)などの医薬品、防腐剤などである。[廣田 穰]

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世界大百科事典内の安息香の言及

【アンソクコウノキ】より

…果実は球形で,径約1cm,白い毛がある。タイ,マレー,スマトラなど東南アジアに生じ,栽培もされ,S.paralleloneurum Perk.など安息香を産出する二,三の近縁種がある。【山中 二男】
[薬用]
 安息香はアンソクコウノキのほかに,S.paralleloneurum(スマトラ産),S.tonkinensis(タイ産)などの幹に傷をつけて得られる樹脂で,市場品は各種のダマール,コパールなどの安い樹脂と混合されたブレンドベンゾインである。…

【エゴノキ】より

…また庭園樹として栽植されることもある。香料として用いられる安息香は,東南アジアや南アメリカ産の同属のS.benzoinの樹皮から採られる樹脂である。【浜谷 稔夫】。…

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