亀井玆矩(読み)カメイコレノリ

デジタル大辞泉 「亀井玆矩」の意味・読み・例文・類語

かめい‐これのり〔かめゐ‐〕【亀井玆矩】

[1557~1612]安土桃山・江戸初期の武将。名は新十郎。主家尼子氏滅亡後、織田信長豊臣秀吉に仕え、因幡いなば国鹿野城主となる。関ヶ原の戦いでは徳川方に味方し、朱印船貿易に意を注いだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「亀井玆矩」の解説

亀井玆矩
かめいこれのり

1557〜1612
安土桃山時代の武将・外様大名
出雲(島根県)の尼子氏に属し,のち織田信長・豊臣秀吉に仕えた。1581年因幡 (いなば) (鳥取県)鹿野城主。秀吉に琉球守,ついで台州守を願い許された。関ケ原戦い(1600)では東軍に参加し,因幡3万8000石に封ぜられた。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android