二〇〇七年問題(読み)ニセンシチネンモンダイ

デジタル大辞泉 「二〇〇七年問題」の意味・読み・例文・類語

にせんしちねん‐もんだい【二〇〇七年問題】

昭和22年(1947)から昭和24年(1949)に生まれた団塊の世代労働者が60歳定年を迎え、平成19年(2007)をピークに一斉に退職することにより発生すると予想された問題総称労働力の不足、技術・技能継承の断絶などが懸念されたが、定年延長継続雇用制度導入などにより、大きな混乱は生じなかった。
[補説]最長5年の雇用延長期間が満了する平成24年(2012)ごろに再び同様の問題が発生すると懸念されるも、社会的な混乱には至らなかった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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