二ッ塚一号墳(読み)ふたつづかいちごうふん

日本歴史地名大系 「二ッ塚一号墳」の解説

二ッ塚一号墳
ふたつづかいちごうふん

[現在地名]双葉町竜地

赤坂あかさか台地東斜面上、一号墳は標高三三七メートル付近に立地する。赤坂台古墳群二ッ塚支群の一基で、中央自動車道建設によって消滅したが、昭和五一年(一九七六)建設に先立ち発掘調査された。直径二〇メートルほどの円墳である。南方に開口した無袖形横穴式石室で、全長九・一メートル、玄室長七・一二メートル、奥壁幅二・四八メートルと比較的大型の石室である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android