二万塚古墳(読み)にまつかこふん

日本歴史地名大系 「二万塚古墳」の解説

二万塚古墳
にまつかこふん

[現在地名]真備町下二万

二万の谷の谷口から四〇〇メートルばかり南に入った東側にある。湿田の中に島のように浮んでいて、目につくことから名勝として知られ、古くからその全体が前方後円墳と考えられることが多かった。すでに古河古松軒吉備の志多道」に古墳であると記されている。しかし、前方後円墳のことを知っていた古松軒の目にも、前方後円墳とは見えなかったようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android