二品(読み)ニホン

デジタル大辞泉 「二品」の意味・読み・例文・類語

に‐ほん【二品】

律令制で、一品から四品まである親王位階うち第二等。
官位の二位の異称

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「二品」の意味・読み・例文・類語

に‐ほん【二品】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、親王の位階の第二等。親王の位階は一品(いっぽん)より四品まで四等級ある。
    1. [初出の実例]「二品及二位四百町」(出典:続日本紀‐天平一五年(743)五月乙丑)
  3. 二位の称。二位の人。
    1. [初出の実例]「二品令奥州羽州両国省帳田文已下文書給」(出典吾妻鏡‐文治五年(1189)九月一四日)

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