二善寺跡(読み)にぜんじあと

日本歴史地名大系 「二善寺跡」の解説

二善寺跡
にぜんじあと

[現在地名]阿南町新野

円通山と号し、本尊聖観音と伝えられる。二善寺観音ともよばれ、地方の信仰も厚かったといわれるが、明治初頭の廃仏毀釈により廃寺となった。

応永一九年の棟札に「大日本国信濃国伊那郡伊賀良奥新野村円通山二善禅寺」とあり、関郷の名はなく、天文の写・弘治の棟札に「伊那郡伊賀良荘関郷」とみえるので、関氏新野にいの移居以前から新野に創設されていたと推測できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 福島

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む