二成り船(読み)ふたなりぶね

精選版 日本国語大辞典 「二成り船」の意味・読み・例文・類語

ふたなり‐ぶね【二形船・二成船・二姿船】

  1. 二形船
    二形船
  2. 〘 名詞 〙 近世前期、海運主力として活躍した廻船一つ船型構造弁才船(べざいぶね)に似るが、船首下部を水押造りとし、上部箱形にするいわゆる箱置造りの形状をもつところからの名称。ふたなり。〔田名部海辺諸湊御定目(1781)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む