二重米価(読み)にじゅうべいか

百科事典マイペディア 「二重米価」の意味・わかりやすい解説

二重米価【にじゅうべいか】

食糧管理法の下では米は政府買入・売渡により2通りの価格がつけられていた。買入価格は米の再生産確保を旨として高くきめられ,売渡価格は消費者家計の安定を旨として安くきめられる。その差額は政府の負担となり,食糧管理特別会計赤字を累積させた。→米価問題
→関連項目食糧管理制度

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