二重通貨建債(読み)ニジュウツウカダテサイ

デジタル大辞泉 「二重通貨建債」の意味・読み・例文・類語

にじゅうつうかだて‐さい〔ニヂユウツウクワだて‐〕【二重通貨建(て)債】

払い込み、利息償還を異なる通貨で行う債券のこと。購入代金の払い込みと利息が円建てで、償還がドルなどの外貨建てのものをデュアルカレンシー債、払い込みと償還が円で、利息が外貨のものをリバースデュアルカレンシー債ともいう。1982年ユーロ市場に登場した債券。1985年、円の国際化をねらってユーロ円導入。複数通貨建て債。→外貨債円建て債

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android