精選版 日本国語大辞典 「二階造」の意味・読み・例文・類語 にかい‐づくり【二階造】 〘 名詞 〙① 二階建てに造ること。また、そのつくり。[初出の実例]「半蔀の上よりみゆる程に、たけ高き人と見へたり。二階作の上なるべし」(出典:細流抄(1525‐34)二)② 和船の船体構造の形式の名称。通常大型和船が、かじき・中棚・上棚の三段の棚板で成る三階造りなのに対し、かじきと中棚を合わせて一枚の棚板とする二段構成の船体構造をいう。小船に多いが、軍船では大型の関船にも多い。〔和漢船用集(1766)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例