20世紀日本人名事典 「互井開一」の解説 互井 開一タガイ カイイチ 昭和期の洋画家 生年明治37(1904)年7月20日 没年昭和42(1967)年10月12日 出生地埼玉県北葛飾郡三輪野江村吉川 学歴〔年〕埼玉師範〔大正13年〕卒 経歴埼玉県下で美術教師を務めた後、昭和7年上京。9年第21回二科展に「男鹿風景」が初入選。16年個展を開き、中央童画研究所を設立する。18年古郷八郎、滝沢清とともに三紀会を結成するが、戦争のため中断。24年は官展系団体と絶縁し、新水彩作家協会(後に三軌会と改称)を結成した。37年東京電機大学講師、41年に東京・銀座で大個展を開いている。代表作に「波切」「男鹿風景」「オンフール」「リスボン郊外」「ヨットハーバー」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「互井開一」の解説 互井開一 たがい-かいいち 1904-1967 昭和時代の洋画家。明治37年7月20日生まれ。日本水彩画会,光風会,二科会,白日会,文展などに出品。昭和24年新水彩作家協会(のち三軌会と改称)を創立,責任者となり会を運営。軽妙なタッチの水彩画をえがく。昭和42年10月12日死去。63歳。埼玉県出身。埼玉師範卒。作品に「真夏の海」「リスボン郊外」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例