五つの障り(読み)イツツノサワリ

デジタル大辞泉 「五つの障り」の意味・読み・例文・類語

いつつ‐の‐さわり〔‐さはり〕【五つの障り】

五障ごしょう」を訓読みにした語。

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精選版 日本国語大辞典 「五つの障り」の意味・読み・例文・類語

いつつ【五つ】 の 障(さわ)

  1. ( 「五障」の訓読み ) 女人に備わる五つ障礙(しょうげ)梵天(ぼんてん)帝釈(たいしゃく)魔王転輪聖王(てんりんじょうおう)仏身になれないことをいう。五つの罪。
    1. [初出の実例]「名にしおはば五のさはりあるものをうらやましくものぼる花かな」(出典:松井本和泉式部集(11C中))

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