日本歴史地名大系 「五ヶ別府村」の解説 五ヶ別府村ごかべつぷむら 鹿児島県:鹿児島市旧谿山郡地区五ヶ別府村[現在地名]鹿児島市五ヶ別府町・星(ほし)ヶ峯(みね)二―五丁目・皇徳寺台(こうとくじだい)四―五丁目山田(やまだ)村の西、永田(ながた)川上流の山間に位置し、北から東は鹿児島郡西別府村、南は上福元(かみふくもと)村、西は日置郡境。地元ではゴカビュウと称する。古くは上別府村(地元ではウエンビュウと称する)といい、山田氏が領した。正中二年(一三二五)四月一九日の山田道慶譲状(山田文書)に上別府村内として「よこて・こまはしり・くきのゝ」とみえ、「よこて」は「横手」、「くきのゝ」は「久木ノ野」として字名となっている。寛正六年(一四六五)の鹿児島諏訪社祭次第(旧記雑録)に「谷山之五ケ別府」とみえ、五番に編成されていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by