五儀(読み)ゴギ

デジタル大辞泉 「五儀」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぎ【五儀】

公・侯・伯・子・男の五等の爵位
聖人賢人君子士人庸人の五等の人品

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五儀」の意味・読み・例文・類語

ご‐ぎ【五儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 五つの法則
    1. [初出の実例]「切紙之目録少々〈略〉五儀三躰の大事一通」(出典:随筆・戴恩記(1644頃)上)
  3. 五等の爵位。公・侯・伯・子・男の称。〔周礼‐春官・典命〕
  4. 五等の人品。聖人・賢人・君子・士人・庸人の称。〔譬喩尽(1786)〕〔孔子家語‐五儀解〕
  5. 古代、中国で諸侯が推挙した五等の才士。秀士・選士・俊士・造士・進士の称。〔礼記王制

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android