庸人(読み)ようじん

精選版 日本国語大辞典 「庸人」の意味・読み・例文・類語

よう‐じん【庸人】

  1. 〘 名詞 〙 凡庸な人。普通の人。一般の人。常人凡人。ようにん。
    1. [初出の実例]「貿々庸人識多躓、挙言不顧累相随」(出典凌雲集(814)賀賜新集兼謝〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐魯仲連伝〕

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普及版 字通 「庸人」の読み・字形・画数・意味

【庸人】ようじん

庸の人。〔戦国策、趙三〕辛垣衍、(た)ちて再拜して謝して曰く、始め先生(魯連)を以て庸人と爲(おも)ひしも、吾(われ)乃ち今日にして、先生の天下の士爲(た)ることを知れりと。

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