五十嵐新田(読み)いからししんでん

日本歴史地名大系 「五十嵐新田」の解説

五十嵐新田
いからししんでん

[現在地名]五泉市五十嵐新田

早出はいで川左岸の自然堤防上に位置し、北は川瀬かわぜ村、南は木越きごし村と接する。五十嵐茂右衛門の先祖が開発と伝え(五泉郷土史)、寛保元年(一七四一)村上藩主松平氏の検地があった(同書)。宝永七年(一七一〇)幕府領となり、明和二年(一七六五)の石瀬代官所村々高辻帳(北条一也氏蔵)によれば村高は一七七石五斗余で、五泉組に属し、五十嵐茂右衛門が支配した。


五十嵐新田
いがらししんでん

[現在地名]頸城村五十嵐新田

中江なかえ用水沿い、東に青野あおの新田、西に島田しまた新田、北に宮本みやもと新田がある。正保元年(一六四四)に開発のなったおおぶけ新田のうち。正保国絵図五十嵐村とあり高四六二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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