日本歴史地名大系 「五国寺村」の解説 五国寺村ごこうじむら 石川県:小松市旧能美郡地区五国寺村[現在地名]小松市五国寺町梯(かけはし)川中流右岸の丘陵地にあり、北の正蓮寺(しようれんじ)村とは山地の境界が入組んでいる。もとは護国寺(ごこくじ)村と記したという。正保郷帳では高一九四石余、田方四町余・畑方七町四反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高一八一石、免四ツ六分、小物成は山役三八〇匁・もぢ川役五匁(三箇国高物成帳)。明治八年(一八七五)無住となっていた松谷(まつだに)村を合併。合併後の本籍四一戸、人数男一〇一・女九二、馬四、物産に枚木・杪・製茶・繭・生糸・木綿がある(皇国地誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by