五塔寺(読み)ごとうじ

世界の観光地名がわかる事典 「五塔寺」の解説

ごとうじ【五塔寺】

中国の内モンゴル(蒙古)自治区のフフホト(呼和浩特)市にある、ラマ教(チベット仏教)寺院の5つの仏塔。この仏塔は、清の雍生(ようぜい)帝の時代(1723~1735年)に建立された、レンガおよび石造の高さ13mの塔で、内部にはダライラマ3世の舎利(遺骨)も安置されている。塔の土台には、金剛五界宝座を代表する5種類の動物の彫刻があり、モンゴル語、チベット語、サンスクリット語で書かれた金剛経の経文がはめ込まれている。フフホトは1アルタンハーン(モンゴルの部族長)により、1565年に漢人の町としてつくられた中国式の城塞都市で、南モンゴルの古都として知られている。◇この塔以外の寺院の建物は倒壊して現存していないため「五塔寺」と通称されているが、正式には「慈灯寺の金剛座舎利宝塔(ジンガンパオツオゥシェリパオター)」という。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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