五大連池(読み)ごだいれんち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「五大連池」の意味・わかりやすい解説

五大連池
ごだいれんち / ウーターリエンチー

中国、黒竜江(こくりゅうこう/ヘイロンチヤン)省北西部、五大連池市にある堰止湖(せきとめこ)群。小興安嶺(こうあんれい/シャオシンアンリン)西側の火山が1719~21年に爆発して玄武岩流出、ナモル河支流の白河をせき止めて五つの湖を生じた。五湖の総面積は26.2平方キロメートル。下流から上流へ頭池、二池、三池、四池、五池と数珠(じゅず)状に連なり、周辺には比高100メートル前後の14の火山が北東から南西方向に3列に並び、薬泉、石竜などの温泉がある。玄武岩は石材として利用する。

[浅井辰郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五大連池」の意味・わかりやすい解説

五大連池
ごだいれんち

ウーターリエン(五大連)池」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android